パンダはなごみ系@cocolog

もう長文は書かない、と言いつついつも無駄に長い記事ばかりですが、今日はまたまた無駄に長いっす。明日の仕事が午後からなので夜更かしタイム突入中。

高村熱がいまだ収まりません。そこへ、偶然官兵衛コーヒーなぞ発見してしまったもんだから官兵衛熱が高じています。
これ、私にとっては実にタイミングが悪かった。
久しぶりに如水関係の小説を読もうと手持ちの数冊を眺めて、手にしたのが『黒田長政』（徳永真一郎）。あえて如水主役でなく息子の小説にしたのは、自分を抑えています。
ところが。
ここに思わぬ伏兵が！
竹中半兵衛。
官兵衛さんを好きってことはもれなく半兵衛さんのことも何かと興味があるわけで、というかむしろ長政の小説を取ったばかりに、いきなり松寿丸を信長に背いて匿った例の美談で始まるわけで。
ちなみに、如水関連と同じくらい、半兵衛さんを取り上げた小説も手持ちが･･･。彼のお墓がある三木城も何度か行きました（何度も行くほどの城址じゃない）。
現代に残っている肖像画を信じれば、半兵衛さんもそれなりにいかついオッサンですが、どうでしょうね、武将としての威厳みたいのを描かせた可能性をこじつければ、歴女好みな、色白痩身美形な半兵衛さんも事実かも、と思えたり。
官兵衛は己の才に自惚れる一面やうっかり正直者なお馬鹿な一面もありしくじりも多い憎めない奴ですが、半兵衛さんではあまりこの手のそそっかしい逸話は知りません。
私の中では勝手に
官兵衛＝人間臭い人間、半兵衛＝崇高な人。
というイメージです。
さて、ここからが問題なのだ。
痩身美形の知性派、なにやら純潔崇高な精神の人（言い過ぎかw）。
加納と重なってしまうんですよ。
たとえば、「秀吉が約束したごほうびをくれない」と愚痴る官兵衛から約束を記した手紙を取り上げて燃やしてしまう半兵衛さん。
合田に「辛いことはなくならん、自分の腹に収める場所を作る」と諭す加納。
うまく言えないんですが、気高く、人を見下さず、相手を心から思いやる。
身の置き場が常人を超越した空間で、魂に透明感がある感じ。そして温かい。
おそらく私は自分がドロドロの神経してるんで、こういう真逆の人に憧れるんでしょう。
と言っても、加納×合田萌えな私が官兵衛×半兵衛萌えなわけではありません。そこまで腐ってはいません。が、加納とふいに重なってしまったことで今までになく半兵衛熱が今度は出てしまいまして、『黒田長政』を中断して半兵衛さんの小説を読んでいますw

というわけで、高村病はちょうど10年ほどの一種持病ですが、20年も共存してきた戦国両兵衛熱が重なって今、私の頭の中は大変なことになっています。
とにかく半兵衛さんのことが知りたい、いろいろ読みたい！
如水関連本もコンプしてやる！
DS買って（持ってたけどオカンが壊した）「信長の野望」で如水で天下統一したい！！（半兵衛さんは寿命の関係で天下統一は難しそうだ･･･）
等々。

おそらく、勝手な推測ですが、腐女子と歴女はかけもち（？）の女性も多いので、世の中には私のように加納と半兵衛さんの魅力になにやら重ね合わせて取り付かれてしまった人もいる、と思う。。。
私はオフ会など一切興味がないので、今後も一人で腐った茨道を歩んでいくことでしょう。