萌え
***今日は若干、ゆるやか~に腐女子的内容です。
私はこのブログで何度か、BLを持っていること、腐女子的思考を持っていることを書きました。が、世の中の「本当の腐女子」にはまだまだ修行が及びません(笑)。
このくそ忙しい年末になんで腐女子的記事なんだよっ!てことはさておき。
私が初めてBLなるジャンルを読んだのは「窮鼠はチーズの夢を見る」というコミックでした。出会いはまったくの偶然です。BLと知らなかった。ところがこれがおもしろい。男×男で描写されているからこそ、なぜか共感してしまうせつなさとか。なんつうか、内容の深さや濃さ、胸を締め付けられる思い、自分なりに考える余地、さまざまな点で優れているように感じました。
それで、「もしやBLというジャンルは侮れない!?」と数冊買ってみたのですが・・・読み返したこともありません。
結局、窮鼠~が作品として完成度が高かったか、たまたま私には合ったのかな、と。
その後、続編が雑誌付録読みきり、携帯コミック連載として発表され、今年、まとめて「俎上の鯉は二度跳ねる」というコミックスとして発刊されまして、その際、窮鼠~も改めて新刊が出たのを・・・買いなおした、と。つまり、我が家には窮鼠が2冊ww
でも、よく考えれば、94年に初めて高村薫「照柿」に触れたとき、その頃はまだ腐女子なんて言葉もろくになく、ただ漠然と加納兄ちゃんの背中が印象的だった(なぜか、この作品では加納の印象は背中なのです。合田の留守を見計らって家事をこなし、さりげないメモや手紙だけで存在感をほのかに、だけど圧倒的に残す、正面からツラを出さない、広く頼りがいがあってでも憂いげな背中)。
その後マークスを読んでもまだなお、脇役加納の印象が強いながらも、腐女子という思想がなかったゆえの幸せで自分の変態気質に気づかず、神の火でドツボ。李歐でどうしようもなくドツボ。高村ワールドへ惹きこまれる。
・・・結構長い腐女子歴???
今年、窮鼠&続編の鯉2冊を買って、普通に表紙に「今ヶ瀬(の腰から膝のライン)萌え~」と思ったし、最近はもう開き直って、バイト先(昨日、退職を匂わせたバイト先です)でも「加納萌え~、手紙やりとり萌え萌え」とか口に出してしまう恐ろしさよ。
「加納って誰?」
「空想上の生き物です(キッパリ)」
という私と某上司とのやりとりを聞いていたかなり上司の方に、突如、昨日、「萌え、って具体的にどんな感情やっ、俺にわかるように説明しろ!」と迫られ。
「ええええっと、腹の底からたまらなく湧き上がるどうしようもないときめき・・・、とか?」
「わからん、わからん!!」
「妄想を伴う激しい恋?」
「なんじゃそりゃ!」
年だからわからん、となぜかヒートアップするそのエライサンは私と同い年だ。
つーか、萌を説明させるなっ!無理だorz
・・・・・・・・・・・高村ネタは年内最後とつい最近言ったのはどの口だ?
性描写がないとはいえ、モロにゲイが主役のマンガ「きのう何食べた?」をオカンに読ませる私は鬼畜?(どれもおいしそうwと喜ぶ母にも素質あり!?)
ただいま、不眠時間30時間突破。そろそろ寝ます。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント