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2009.12.05

コピーの鬼

今日は大阪市立中央図書館に行ってきました。
1993年から95年にかけての雑誌のバックナンバーを30冊くらい持ってきてもらって、あとはひたすらコピーコピーです。枚数約300枚。古い&大量の雑誌を笑顔で用意してくれたお姉さん、ほんとありがとう。
高村さんの、単行本化しないと明言されているかの有名な「七係シリーズ」「モグラ」「ヨゼフ断章」の3シリーズと「カワイイ、アナタ」をコピーしてきました。まだまだ本になっていない放置プレイ短編はたくさんあるので、また機会を見てぼちぼち集めていきます。これら未刊の短編はもう国会図書館に複写依頼するしかないと思っていたのですが、身近な大阪にこれだけ古い雑誌が充実していて、しかもコピー代が良心的な1枚10円!大阪市、ありがとう!!!もう雑誌はズタボロだったのでかなり慎重になりながらコピーしましたが、念願の3シリーズプラスαが読めると思うとちっとも苦ではありませんでした。

雑誌を書庫から出して頂くのを待つ間、児童文学コーナーで「絵本・新編グリム童話選」を読みました。これ、神戸市図書館にはなく、すでに絶版で普通には手に入らず、諦めてたんですが。高村さんがブレーメンの音楽隊を訳されてるんですね。
というわけで、高村漬けになるために大阪で図書館に行った、と。
ちなみに、10/7の当ブログで「明日、高村病が爆発する」と書いているのですが、これは8日のスカパラ@BIGCATの前に早めに大阪へ行って図書館へ、というつもりだったんです。が、予定が狂って、今日ようやく大阪で時間を取れたので実現したのですね~。

高村さんは連載→単行本→文庫本となるたび改稿する人だというのは有名ですが、マークスの山は改訂のたびにちょこちょこ変わっているそうな。私の手持ちは44版なので初版を読んでみたい気はします。ちなみに今日大阪中央図書館で見たのは77版でした。確実に初版を読むなら、オークションか古本屋で高額で買うか(相場は3~4千円)、それこそ国会図書館で必死になってその場で読破してくるか、でしょうか。
さらに、時間と根気とカネの融通次第ですが、サンデー毎日連載のLJを読んでみたい。愛する加納さんは単行本よりずっと影が薄いそうですが、風呂上りのバスタオル姿だの、ダンベル体操だの、不思議なシーンがあるらしい・・・ゴクリ。合田と山に登って、山でバイオリン弾く姿に「壊れてる」と言ったとか(登山にバイオリン携帯してる時点で壊れてると思うが)。このあたりはもうコピーしてコレクションするのは諦めて、流し読みして加納さん登場シーンのみ記憶に叩き込むか。いずれにしろまたも大阪市立図書館にお世話になることは間違いない。神戸市も頑張ってくれ~~(図書館に聞いたところ、震災で焼けたとかじゃなくあまり古い雑誌は残してないらしい)。

もう後々こういう苦労をしたくないので、来年からの新連載はリアルタイムで追いかけます。
新連載も合田が出るとか出ないとか・・・。うーむ、合田、嫌いではないですが。高村先生、思い切って加納氏でスピンオフ書いてくれませんか???カワイイ、アナタ逆バージョンみたいな短編でもいいのでぜひ加納を主役に!!!

ということで、今度こそ、今年の高村ネタはこれにて終了します。さ、コピーしてきた短編読もうっと。

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