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2010.03.13

合田シリーズの復習

レディ・ジョーカーが4/1、新潮文庫で発売されるのを受けて、合田シリーズを読み直しています。
マークスの山、照柿、レディ・ジョーカーと単行本と、マークス、照柿文庫。
高村薫さんの文章は非常に重く厚いのですが、2日で1冊ペースくらいで読んでます。
合田の誕生日はいつなのか、加納の身長はどれくらいなのか、といったマニアックな点も追いかけたいと思いつつ、結局ストーリーに没頭してしまう・・・。

マークス、照柿文庫は去年が初読だったので今回もまだ新鮮味があるのですが、単行本にはなかったシーンで、加納のすごくいい感じの台詞にときめいてしまいました。
マークス下巻。偏向を問われて公安に睨まれてる二人、しかも検察が事件の裏を隠している当の事件を担当しているのが合田、というややこしい状況で、駅で会うふたりが「おはよう」とだけ挨拶を交わし、くすりと笑って
「どうしてこんな風なんだろうな」と言うのです。
なんとも加納の、おっとりとしていてでも非常に高い知性を感じさせる、いい台詞だなと思います。

レディ・ジョーカー文庫本は楽天ブックスでは予約扱いが始まっています。
3冊並べて完成という斬新な表紙です。お約束の改訂もあるそうなので、ぜひ新作に望む気分で読んでみてはいかがでしょう。
4/1が待ち遠しい!!

  


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