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2010.05.02

レディ・ジョーカー連載版コピーの旅2

黄金週間?え、何、それっておいしいんですか?
なくらい、休日がないじょんです、こんにちは。
今日は黄金週間唯一の休日(涙)。
まず午前中に免許更新に行ってきて、そのまま自転車で再び神戸中央図書館へ。

先日、やはり読み逃した高村薫さんの新連載「新冷血」第2回を読もうと、サンデー毎日の予約をしに行ったら、サンデー毎日は96年1月から保管されていることが判明。以前問い合わせたときは、連載開始の95年から置いていませんか、と訊ねたので「神戸にはない」という結果だったのですが、幸い、愛する加納が出てくるのは95年12月にやっと「義兄」の2文字だけなんで、96年1月からあれば充分なのです。
95年に阪神淡路大震災があったことを思えば、充分神戸市図書館も雑誌のバックナンバーは充実してる、頑張ってるなあと今更見直しました。
ありがとう神戸、頑張ろう神戸。

というわけで、神戸市立中央図書館にて、時間もたっぷりあるし、先日大阪でコピーし忘れた回その他、1冊ずつ目を通し、コピーしてきました。
が。がっ。やはり加納バスタオルシーンは発見できず。
本当にあるんですか、そんな垂涎のシーンはっっっ!!??
時間の余裕、連載を見るのが二度目、普通の人の倍速で読める、そして誰にも負けない加納への愛。これだけ揃ってて「バスタオル」の5文字が発見できないもんでしょうか????
(ちなみに、時間があるので二度、見直しました。つまり、3回連載版に目を通したことになります)
加納、義兄、検事、これらの単語を追うために大阪まででかけ、せっかくの唯一の休日も図書館に行く自分は、加納がリアルで存在してたら間違いなくストーカーになってたな、と呆れるやら笑うやら。

ダンベル体操シーンも、風呂上り場面も「向こうから目に飛び込んできた」くらいの勢いで見つけたこの私が未だ発見できない加納バスタオルシーン(ゴクリ)。

さて、LJ文庫はようやく中の中ほど。なかなかまとまった時間が取れないので、進みません。こないだ、夜勤の休憩中に読んでたら休憩時間を過ぎそうになって、バイト男子が「寝てるかと思った」とスタッフルームへ起こしに来る事件が発生しました(苦笑)。

レディ・ジョーカーにまみれているせいか、ふと、図書館の帰り「元町のJRAで馬券買ってみるか」という恐ろしい考えがよぎってしまった。馬券の買い方なんて知らないよ~。高村さん、LJに毒されてるよ自分!!とまたも呆れるやら笑うやら。

そして。せっかく中央図書館まで行ったので(いつも利用している三宮分館は仕事のついでがあるが、中央はちと遠い)、中央の書庫保管になっている本を出してもらって借りてきました。LJ文庫が進まないのにさらに本を借りる私は馬鹿ですね、そうですね。

借りたのは「神曲」byダンテ@岩波文庫、「北越雪譜」by鈴木牧之@岩波クラシックス。
どちらも、借りた理由は省略(わかる人には思いくそわかりやすいので)。
いずれも文語で、高村薫さんの「晴子情歌」、志賀直哉の「暗夜行路・前」で旧仮名遣いの世界にうっとりした私には贅沢な本です。
神曲はいくつか翻訳が出ているのですが、基本的に私は文庫は新潮が好きで、翻訳ものでは新潮がなければ岩波、と妙にこだわりがあります。北越もいくつか現代語訳もあるようですが、やはり岩波で。
で、だ。旧文体、好きですが、決して慣れてはいないので、時折漢字がわからん(当たり前)。そして何より、岩波文庫では「道半ばにして暗い森」ではなく「暗い林」に迷い込んでいるではないかー!!!ということは加納が読んだのはこれではない。どれだ、加納はどれを読んだんだ。つか、原書か!?原書を読んだのか、愛する加納よ!!??

36歳にしてようやく「神曲」を読んでみようとする私を、加納は無知と笑うだろうか。私の本棚の半分が漫画であることに呆れるだろうか・・・・・・・・・・・・・・とか考える私はもうほんとビョーキだよ!!!!加納は架空の人物ですよ!!

ではたまには現実の人物の話を。
私は、お給料がUFJ銀行に振り込まれます。が、公共料金やカードの支払いなどに使うメインバンクは三井住友。なので毎月、給与振込み日の後にはかならずUFJと三井住友をはしごするわけですが、給料日が月末。4月末はGW初日。UFJ、なんとATMの待ち時間が70分とか恐ろしいことになっておりました。その待ち時間、ふと案内係りの行員さんに「普通口座しか持ってないんですが、定期でも入れたら三浦春馬くんの何かアイテムもらえますか?」と訊いてみた。三浦春馬くんの実にさわやかな大きなポスターを、どうにかUFJ銀行のあのガラスからはがせないか、と真剣に考えてしまうほど、素敵なんですよ、これが。
そしたら、クリアフォルダありますよ、と。窓口の開いている時間にぜひ来てくださいねとのことでした。

・・・・・・え、これが「現実の男子の話」ですか、ってね(苦笑)。
ライブに行っちゃうほど愛した徹平がかすむほどに今、私の心を盗んでいる憎い奴は三浦春馬くんですwww
彼も4月でハタチになりましたので、犯罪じゃないよね、いいよね??

・・・・・・現実の世界で人を愛せない可愛そうなじょんの休日のブログにて候。本日はこれにて失礼仕り候。(候文を使ってみたくて勉強中なんですが、難しい!!)

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コメント

みもざ様

クックパッドのそのレシピ、私も見つけたときは大笑いしました(笑)。

'93の現代というと・・・もしや7係シリーズですか?取り寄せできるなんてうらやましいです。高村さんは長編もこってり読めますが、短編のリズミカルな進行もすごく上手で驚きますね。

仕事も読書も愛も中途半端なわたくしへいつも温かいコメントありがとうございます!

投稿: じょん | 2010.05.06 07:39

↑投稿者名の入力を間違えてしまいました。ドジ奴にご勘弁を!!!

投稿: みもざ | 2010.05.03 23:26

じょん様。
お仕事に、読書に、愛する人のために日々お疲れ様です。加納殿は、このような登場の仕方もあり、発見した時には嬉しいが、なんだか可笑しいような・・・料理サイトのリンクです。http://cookpad.com/recipe/122343

宝島社の”高村薫の本”というのを借りてみました。爆笑問題の太田さんなりの高村さん論や、(高村さんに軍配の上がっている展開の)大学の先生との対談、、小説舞台の地どりなどなど思いの外楽しめました。今は、都内の別図書館から”小説現代1993年版の6冊”を取り寄せ中です。やっと”新リア王”を読み始めました。じょん様安心してくださいませ。「神曲」も「北越雪譜」も手にとれるのはまだまだ先になる年上がいますから!加納はあきれるかもしれませんが(笑)。

投稿: じょん様 | 2010.05.03 23:21

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