新冷血といろいろ
火曜日、いつものとおり高村薫さんの連載「新冷血」を読む。
ネカフェでネトゲしてたまに目を休めるためにワンピース(やっと5巻orz)を読む。
疲れ果てて12時間寝てしまった・・・。
そのネカフェ、私がいつも利用する喫煙のオープンはガラガラに空いてたのに、なぜかおっちゃんの隣の席に案内され、「なぜこのオープンスペース2人きりで隣同士っ!?」と疑問符が頭の中にたくさん湧きました。おっちゃんもちょっと居心地悪そうだった。ちなみにおっちゃんはnaruto読んでました。いい年した男性がnaruto、その隣でいい年した腐れ女がワンピース。平日の昼間にこの光景はどうなのよ・・・;
今回の新冷血、ついに合田はアユミちゃんたち、子どもの部屋へと足を進めます。
小さな子供服、ランドセル、図鑑の数々。
そんなものには目もくれず、まして良心のとがめることなく、いやそれ以前に、子どもかどうかすら気にも留めず、布団の中に眠る者を容赦なく殺したのだろう、子どもに関心がなく、自分自身まだ子どもじみている犯人――と、合田なりに犯人像を描いていきます。
子どもに興味がなかった30代の自分、という節で一瞬「離婚したからどうの、その兄貴がどうの、と出てこないのかーーー!!!!」とマジで心拍数が上がりました。アホです。
渉くんのリュックを見て、時間が止まったのだ、と感じた文章。ああ、なんて端的に、でもこれ以上ないくらいずしりと真実を伝えるのだ、と胸が痛みました。
次回はまた視点がちょっと変わりそうな???
さて。
長く休止しているよしながふみさん紹介シリーズ。決して忘れたわけではないのですが、人に感動を文字だけで伝えるというのはなかなか難しくて、しかも予定している花園は結構深く人を愛する物語だけに、私ごときの拙文では伝えきれないもどかしさが大きくて、何度か書きかけてはやめています。
買った当初に読んだだけでそれっきり読んでなかったな、とふと出勤前のあわただしい時刻に手にした「月とサンダル」。
これってこんなに面白かったっけー、なんで今まで一回読んだきり放置できたんだ、俺!?って感じで没頭してしまい、続きが気になって仕方ないために、BLを鞄に入れて出勤するという恐ろしいことをしてしまいました。
決して事故や急な発作で倒れられない!!!(苦笑)
が。職場でただ一人、私を腐女子としっているぽむぽむ君に「これがBLというものだ」と読ませた鬼畜は私です。ぽむぽむ君の感想は控えておきましょう。
最近「大奥」6巻も発売になり、当然買いました。なに食べも10月新刊予定。とまたもよしなが熱が高まっているのでそろそろ気合入れなおして花園にチャレンジします。
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