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2010.11.30

新冷血とエビの話

火曜日、高村薫さん連載「新冷血」の日。

いきなり日付は2月。
「期待していいのか」の年末年始はどうなったのーーーーーっ!!!ということはおいといて。
ついに捜査の網にトダも浮上してきました。
シルビア公開まで21回も粘ったというか、数えていた合田に乾杯。
一時期「爬虫類のように冷たい」という表現が見られた合田ですが、「爬虫類のように執拗」の方が合ってる気がする。

さて。
海老蔵。アホですね。いえ、あいつがアホなことは以前から知っていましたが、「想像を絶するアホ」でしたorz
歌舞伎というのは比較的、現代においても昔風の「女は芸の肥やし」的風潮を受け入れるファンは多いように思いますが、それでも、仕事サボって飲んだくれはいかん。女を食いつぶしても、余りある芸があればまだしも、海老蔵はまだまだ若造。
今回の件で自分の位置、道筋をじっくり考えて精進してくれればまだ救いはあるけど、また泥酔して伝説作ったらもう取り返せない、そういうがけっぷちへ来た気がします。
私自身、12月の南座顔見世チケットはすでに取った一人ですが、正直、海老蔵が出なくてもさほどガッカリしてない。
いえ、海老蔵は好きなんです。むっちゃ好きなんです。でも、ニザさんや吉右衛門さん、藤十郎さんの方がずっとずっと求心力がある。外面だけでない、長年積み重ねてきた円熟の芸がある、そういう信用が成り立っているから。
たとえば、横山やすし。ギャンブルに身を沈め、散々な一生でしたが、今もなお多くのファン、後輩に慕われている。どんな堕落した人生でも、光る芸を持っていたからではないでしょうか。
海老蔵はまだ若い。ここで心を入れ替えて一念発起してくれればと願います。

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