困ったときの神頼み
火曜日、高村薫さん連載「新冷血」。
高村さんが、この小説で書こうとしていることはなんだろう?と改めて考えてしまった回でした。イノウエ・トダという実体を掴みきれない犯人2人と合田は、殆ど直接の接点がないのです。取り調べも、他の捜査員が行ったものの録取を後で確認してるだけ。もやもやと一人考え込んだり、手紙のやりとりしたりと「捜査員」の枠を超えた微妙な付き合いはありますが・・・。太陽を曳く馬に続き、中間管理職合田を通して現代を見るというのは、なかなか、読者のあらゆるスキルと根気が必要な気がします。
さて。
前回の記事で書いたとおり、長期の夜勤生活から通常の生活への転換が思うように図れていません。あれこれ仕事に応募してはいるのですが、未だ先は見えない。
困ったときは神様にお願いという名の投げやりだー、と、今日は湊川神社(通称:なんこうさん)に行ってきました。そこで引いたおみくじは大吉!これは良いぞ!と中身を読めば
「仕事は創るものだ、待つな(意訳)」
っておいおい、起業でも勧める気ですか、楠公さん、それはあんまり無茶ぶりではござんせんか。
ま、普通に考えれば、多少条件が悪くとも、そこで精一杯頑張って評価を得、より高いレベルでの仕事を求められるくらいになれよ、とでもいうところでしょうか。
今年の初め、母と毎年参っている氏神さまのところでも大吉だったので、それを信じて前向きにいってみましょうか。
あと、長年かかっている精神科のクリニックにて、昼夜逆転のアドヴァイスも頂戴してきました(そのわりにこの記事の時刻は何)。
退職からはや2か月が経とうとしています。そろそろ、ガンバロー。
そういえば、4日は高村さんの講演が大阪であったのですが、その日、私は神戸文化ホールで仁左衛門さん見てきました♪
今、大阪では海老蔵が団十郎さんと親子競演にて上演中なのですが、無職の身で大阪まで遊びに行くのは・・・というか、ニザさんと愛之助さんの競演のほうがよほどドキドキするというか。
いや~、ニザさん、かっこよかったっす。この夏はエレカシ恒例の野音もチケ争奪戦にすら参加せず(無収入だもの)、唯一の贅沢がニザさんなのでした。
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