寝不足
このところ、寝不足続きです。
ソチオリンピックを深夜に見ていたせいもあります(フィギュア以外も結構いろいろ見ました)。
ほぼ毎日、母の夢を見ます。大体、最後の方の本当に介護で大変だった時期の母です。やはり、入院していればもっと母も快適だったかも、とか色々後悔もあるようです。で、夢の中で母の看取りをやり直している感じなので、起きたとき、ものすごく疲れます。
原因はわりとはっきりしています。もう、母とすごした今の自宅を離れるまで、1週間もありません。引っ越し前に、色々捨てまくっています。母の思い出、これを捨てまくるわけですから、気分が低空飛行になるのもいたしかたあるまいと諦め、一時的なものと割り切りつつも、寝不足はしんどいです(´・ω・`)
1/15に部屋さがしすらしていない、と書いていますが、その直後に部屋は決まりました。びっくりするほどあっさりと。きっと、えべっさんのご利益です。
古くていいから広くて安いとこ!という条件をぴったり満たしていて(つまり、古い)、お風呂は体育座りですw
どすこい体型で体育座りが厳しいので、ダイエット必須ですww
で、一人暮らしには無駄に広いとこなので、ゴミだか思い出だかわからんものも、とりあえず持っていくことにしました。おかげで、引っ越しは「1台では無理」とトラック2台の料金ですが(´・ω・`)。
引っ越しまで1週間を切ったのに、ろくに準備が進んでいません。やばい。
新年の汽笛と除夜の鐘、これは確実に継続できる場所です。良かった。
さて、話はソチに戻ります。
まず、私が期待していた、のびのびした演技を披露してくれるだろうアメリカのブラウン君。
初出場のオリンピックながら、トリにふさわしい明るさを振りまいてくれました。彼は上位男子に必須ともいえる4回転を装備していませんが、スパイラルやハイドロからアクセル飛んだり、ルッツ飛んだりしかもタノったり、ととにかく楽しい。全日本で佐々木彰生くんがトリだったような、「ああ、良い試合だったな」と爽快感で締めくくれるというか。彼の今後は楽しみです。
ケレメンさん、ジャンプは残念ながらほとんど決まりませんでしたが、所作とかが丁寧で綺麗でした。左目しか見えないハンデを感じさせない、そのチャレンジシップが何より美しく崇高でした。
ドイツのリーベルスくんが最終グループとか、胸熱。
ナンデスくん、ODAを継がないでくれ・・・なんでや・・・。
ジュベールさん、ベルネルさん、さすがやで。彼ら自身の中でオリンピックを「良い思い出」に昇華できたかな。ジュベールが採点で恵まれない中でも4回転に挑み続けた、そのひとつの結末が今回のオリンピックでした。4回転を装備したチャンピオン、銀も銅も4回転、そんなハイレベルな戦いを牽引してきたジュベさん、お疲れ様でした。
団体戦が初めて導入されたことで、私にとっていいこともひとつありました。
まともに見てみたら、アイスダンス、超楽しい!かっこいい!
正直なところ、ペアはアクロバティックすぎて見ていて怖いというのもあるんですが、アイスダンスは、美しく優雅に、そしてさすがスポーツという躍動感もあって、めっちゃ楽しかったです。ペアへの怖さも克服できればフィギュアがより一層楽しいだろうな。
他種目では、カーリングの解説がすごく素敵でした。敦賀さん、淡々とした声なんですが、やっぱスポーツマンですよね。「ナイスショット!」は敵味方関係なくご自身のワクワクが伝わってきましたし、戦術を解説しつつ、選手の選択と違っていても選択を尊重しつつ、たまに「男子ならパワーがあるのでこの局面も簡単なんですが」なんて言い放つ。カーリングでパワーってなんや?と素人な私は男子カーリングの動画を見てみて、「やっぱ違うわ」と納得。漁師さん=荒々しいという私のイメージを覆す落ち着いた解説の中に見せるスポーツマンの熱さ、力強さ、面白かった。
解説で言えば、スキークロスの三浦さん。「抜き足差し足忍び足!」と超適切な合いの手を入れるアナウンサーとの組み合わせもありつつ、「マラソンの増田さんみたい」と思っていたら、ネットでも増田さんと比較されてました。選手のときにはプライベート(≒どうでもいい)情報に密着した解説が抜群に楽しかった。
しかし、スキークロス、これは見ていて迫力ありました。複数の選手が一斉にスタートしてあんな複雑な地形を滑るんですから。滑りのテクニックだけでなく駆け引きとか、そういうのも技術のうちなんでしょうね。
最終日のホッケーなんかは、ルールまったくわからんのに見ていてめっちゃ興奮したのはなんなんでしょう。「こういうのやってたんだから、壁に激突してもケロッとしてるわけだ」とフィギュアのアーロンに一瞬思いをはせてみたり。
スケートのパシュートも面白かったです。リンクにコーチがいてリアルタイムで作戦指示とか、前の選手のお尻叩いて意思表示とか、思いがけないルール(?)も新鮮でした。
ジャンプのレジェンドは涙が出ました。個人銀もですが、団体銅。これが、彼にとってどれほど長く焦がれた結果だったかと思うと。葛西さん、まさにレジェンドでした。
そして真央ちゃん。
SPの結果には見ているこちらも呆然としました。
フリーは、終わりが近づくにつれまさに胸が熱くなる、こみ上げるものがありましたが、真央ちゃんの涙を見た瞬間、画面が曇りました。号泣してしまいました。なんて素晴らしい演技だったことか。あの頑張りを見せてくれたこと、本当にありがとう。何度か録画を見直しましたが、涙なしでは見られません。真央ちゃんの衝撃のシニアデビューからあのフリーまでが、一瞬で走馬灯のように駆け巡ったのは私だけではないはず。
スポーツってほんと素晴らしい。
すでにややネタとしては遅い、鮮度の落ちたソチの感想でした。
さて、明日は新居で色々サイズを測ったり日用品を買って放り込んだりしつつ、箱詰めやらも進めねばなりません。寝ます。
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