パンダはなごみ系@cocolog

まず高村薫さん連載の新冷血。
ついに、ついにトダ・イノウエコンビとアユミちゃん一家に接点が！ついに来た、という感じです。やはりトダが歯医者に行くのか！？
今週は「餓狼伝」が出てきました。実に当然のようにさらっと。
新冷血、いよいよ本筋へ突入してきます。
イノウエが数日熟睡していない描写。私自身不眠症なんで「うわ、すげぇわかる」と思いました。まあパチスロに例えられてもその部分はどうしたってわかんないですけど。寝たい、けどちょっとの刺激でかえって目が覚めちゃうんですよね。高村さんが書く不眠って、「照柿」のときの達夫もものすげぇ納得がいきました。人を殺しかねない頭の煮え具合って誰しも多かれ少なかれ経験あるのかもしれませんね。

次。BBS。さてこれはなんのことでしょう？答えを言ってもきっとわからない人の方が多いです。
BOOM BOOM SATELLITES。ブンブンサテライツ、と読みます。ヴォーカルギターの川島さんと、ベース、プログラミングの中野さんの2人組テクノ系のバンドです。電気グルーヴを真面目にかっこ良くしてロックのエッセンスをさらに追加したらああなりそう。CDなど1枚も持っていないという程度に熱心なファンなのですが（笑）、今日、神戸ウィンターランドでのライブに行ってきました。野外フェスのRUSH BALLで衝撃を受け、「絶対に単独ライブに行く」と決めていました。RUSHでは4曲ほどしかやらなかった上、ついに一言も喋らないノーコメントステージだったので「ツンとすました奴ら」という感じだったのですが、今日も見事に喋りなし。何度か「ありがとう」と言ったのと、アンコールで「神戸は初めて・・・え、2回目･･･え、3回目！？」とvo.川島さんがボケかましたくらいで。でも最前列のお客さんたちと握手やハイタッチ交わしたりして「おいおい意外にフレンドリーやんけ」と驚きも。
ライブは。

超絶にかっこ良かったす！最高でした!!!!

RUSHでほんの数曲聴いただけ、その後CDすら買わず、それでもライブに行っちゃうってのは「外れなし！」の自信があったからですが、見事、予想をずっとずっと上回るライブでした。はずれなしどころか大正解でした。
しかもお客さんがまた。なんと熱心なコールに応えてWアンコールでした。

そしてさらに。会場でCD買うとサイン会ってんで、買っちゃいました♪
ジャケットにサインもらって、川島さんとだけ握手してきました（中野さんはちょっと外見は苦手です。しかしライブパフォーマンスは素晴らしかった）。

これで私が握手した芸能人は小池徹平ちゃんに続いて2人目。サインをもらった芸能人は浅野忠信さんに続いて2人目です（この脈絡のなさよ。私のアンテナは一体どこへ向かっているのか）。
7月が今日のBBS、8月がエレカシ、9月がタツローと、夏はライブで疲労を吹き飛ばす予定。
そういえば、以前書きましたが、エレカシは長年好きな割りにCD持ってなくてぼちぼち揃えようと古本屋さんでは毎回チェックしています。昨日、グッドモーニングをゲット。先日amazonで野音DVD買いましたが、まだ観ていません。エレカシのCDを持っていないのは、ファンになったのが一番貧乏していた学生の頃だったせいでしょう。学生時代は坂本龍一と山下達郎しかライブなんて行かなかったくらい趣味のお金は切り詰めていたし。その後スカパラでスパークしてライブTシャツ買うまでは、ライブでグッズ買った唯一のものはタツローのマウスパッドです。今度の野音では初めてのグッズを買っちゃおうかな。エレカシのグッズってものすげえダサ（ry）、いえ男らしいんですよね。タツローのときには新アルバムを会場で買う予定にしています。ああ、稼がなくちゃ。
今日買ったBBSのCDと昨日ゲットしたグッドモーニングをiPodにいれてせめて通勤のときくらいは好きな音楽に浸ろうと思います。明日から怒涛の8連勤が始まります。仕事の友はリポD！今日ライブで心の充電はしたし、ガンバリマース。

私は高村薫さんが大好きですが、高村さんが大好きな合田はさほど好きでない、というのは以前書いたことがあります。太陽を曳く馬で最後に泳ぎに行った投げやりな合田が妙にかわいく思えたのが初めて「合田、かわいい奴め」と感じた瞬間でした。
ふと、そういえば文庫の合田はビスケット食ってなかったな、としょーもないことを思い出しまして。単行本のビスケット食ったからご飯はイラネという合田はなかなかかわいいじゃないか、と思ってしまったのです。ああ、合田ファンが世の中に多いのがなんとなくわかるよ･･･って。でもファンにまではならないですけど（苦笑）。

ところで、私の好きなエレファントカシマシで、最も好きな曲は「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」です。悲しみの果てなんかも好きですが、やさしさはぶっちぎりに好きですね。その次に好きなのが「暑中見舞」なので、その2曲が入っているアルバム「ライフ」はiPodでヘビロテしています。
んで、ふと、この「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」を聴いていて、この胸を絞られる感じ、何かに似てると思ったんです。それは、高村さんの小説を読んでいるときのなんともいえない切なさであり苦しさであり、やりきれなさの中に見出す温かさや光であり。そういう”感じ”のまとまり、と言いますか。
歌詞をまるっと書き出すと某所から請求書が来ちゃうんでサビだけ書き出しますと

　愛する力を求め続ける勇気を
　本当の姿を見つける旅へ行こう

　オレ達が目醒めて行く静かすぎる夜明けに
　毎日が少しだけ　悲しみを増すのはなぜ？

　敗北と死に至る道が生活ならば
　あなたのやさしさをオレは何に例えよう

なんとなく、合田、加納、神の火の島田先生、黄金の幸田あたりに贈りたくなる曲だな～と。
どのへんがどう、という解説はしません。”感じ”です。

カラオケ100選が歌えない合田は、おそらく加納も、エレファントカシマシを知らないと思いますが、聴けばハマるんじゃなかろうか、なんて妄想すると楽しいです。

昼間の仕事を終えて、夜勤の前に仮眠と着替えのために帰宅しています。
今日は火曜日！サンデー毎日の日です。
高村薫さんの「新冷血」、太陽を曳く馬では吉田戦車が出てきましたが、今度はまさかの「キン肉マン2世」と「MAJOR」です。高村さん、、、、が、ガンバレ！
高村さんという人は、小説を書くときに例えば「神の火」ではロシア語が飛び交うわけですが「小説の中で遣う言語は最低限日常会話くらいはマスターする」というようなこだわりの人です。今回も小説のためにゲーセンやパチ屋に行っちゃったり。「知ったかぶり」の中途半端では決して題材として扱わない人。そう知っていて読むと「キン肉マンもメジャーも読んだんだ（呆然）」です。
この犯罪者と合田がいずれ対峙するとなると、合田は今回、仏教の知識を捨て去って、現代人の「軽薄さ」を理解しなければなりません。いい大人が堂々と漫画読む、というか、小難しい本は読めない、だから知識も教養も言葉も何もかもが浅い、そんな犯罪者と向き合うわけですよねえ。まだ合田は（当然愛する加納も）出てきていませんが。車のこと、ついに乗り込んだATMのことが吹っ飛んで、「合田、漫画と格闘か・・・」と遠い目になったのでした。

さて。大好きな山下達郎さんが嬉しいことに今年もツアーをやってくれます。が。がっ。フェスティバルホールを愛して愛して愛しぬいたことはわかっている。ファンとして理解している。だからといって大阪をスルーした日程で神戸を土日公演って、神戸地元の自分は、ファンクラブに入ってないしチケット絶望的じゃないですかーーーーー！！大阪で小さいライブハウスでもいいからやってくださいよ、神戸への流入を避けてくださいよおおおお！！！神戸チケットは激戦必至。さて、私は無事にタツローの生姿を拝めるでしょうか。

スーパーで牛丼弁当と缶ビール1本という「独身のオッサン」の買い物をした私。レジそばのタバコの棚をじーっと見てたら、レジのお兄ちゃんが（たぶん高校生くらいの若者）「セブンスターですよね？」と。えええ、私、覚えられてるんですかっ！？つか、牛丼、ビール、セブンスターって完全にオッサンじゃないですか、勘弁してくださいよ！と死ぬほど恥ずかしかった件。
値上がりするしタバコやめたいんですけどねえ。。。

エレファントカシマシ＠大阪厚生年金、行ってきました！
エレカシのホールでのライブはこれが初めてです。
相変わらずミヤジはグダグダです。
だけど、今日、改めて思いました。
ミヤジが不器用だからこそ、エレカシが好き。
奔放なミヤジを温かく見守るメンバーが、ほんとうにほんわかしてるから、好き。
ミヤジの声も（切り裂くような高音もすごいと思うけど、男声ならではの底から響く低音には毎度、参る）、音楽を底から支える成ちゃんのベースも、力強くもやさしいトミのドラムも、いじられ頭突きかまされつつも踏ん張る石くんのギターも、ツタヤさんとヒラマさんのサポートも。全部好きだーーーー！！

途中、新曲紹介でいきなりミヤジが度忘れし、客席から「幸せこの指とまれ！」と教えられて「そう、それです！ありがとう！！」って、オイ、自分たちの新年一発目の新曲を忘れるな、総合司会！！
「みんな！！」と呼びかけておいて、続きを度忘れして「･･･････」→そのまま次の曲。オイ、しっかりしろ総合司会！！

エレカシは、同級生が集まってやってきたバンドだから、技術的には20年やってきたバンドとしてはもしかしたら大したことないかもしれない。でも、仲間、という一体感、熱いメッセージ性を支える一体感、そういうものを客席も共有できるのがすごく幸せです。

不器用だから愛してる、自分が前向きに生きていこうと思える。そんな熱い思いで満たされた素敵な夜となりました。

ライブ年と銘打った去年のような派手なまねはしないと決め、野外フェスの類にスカパラが出てきても気にすまい、と心に誓っていたのですが。情報を見ないようにしていたのですが、ですがっ。

先日の姫路城ですっかり火が着きました。

どうしましょう、時間とお金をしっかり考えて、練りに練って。なんとか8/8スカジャンボリー＠山中湖→8/9WORLD HAPPINESS＠夢の島、実現に向けて検討してみようではないか！と思う今日この頃。
体力もつけなくちゃならんから明日は貧血の精密検査（職場の健康診断で引っかかった）行ってきます。

ライブ年と銘打った昨年と違って今年はカネも体力もエネルギーもライブ以外のことに費やそうと、そう決めていたわけで、特に野外フェスは「たとえスカパラがトリでも我慢しよう」くらい思いつめてるわけで。
まあ、昨年断念したRSRや初のRUSHでスカパラはトリを務めているので今年はどうせないだろうと。ただ気になるのは初めてスカパラが主宰するフェスってやつですが・・・。それもまあ時期や出演者次第ってことで必ずしも参加確定ではなく。

そんな中、WORLD　HAPPINESS2009にHASYMO決定

ですよ。予想はしてましたよ、もちろん。幸宏さん主宰のフェスですもの、YMOは出てくるだろうと。そして、それがたとえほんの数十分、MCも一切なしの味気ない出演とわかっていてもなお、YMOを果たしてスルーできるのか自分！？否！！！ということも。
YMOの”全盛期”は過ぎてる、それは認めざるを得ないところだと思う。何をして全盛期と定義するかは人それぞれですけれど。それでも旬をすぎていてもやはり私の中でYMOは特別すぎて、東京で数十分の出演を見るためだけに何時間も高速バスに揺られ、何万も浪費するのかと言うとやはり「それでも行く、俺は行く！」みたいな。
HASYMO出演決定のニュースから数日、やはり私の結論は
今年も東京へ行く。
これです。
出演者に今年はスカパラは含まれない気がするなあ、なんとなく。
私がそれでも東京まで行くぞとすでに決めた理由。一つはしつこいが、YMO。彼らは特別すぎる。
もうひとつ。WHならあの人に会えるハズ･･･それは権藤さん！昨年pupaですっかりめざめたゴンちゃんですよ。アノニマスなり奇跡のバンドpupaなりで権藤さんは参加されるハズ。

そうそう、4月になったので、スカパラファンクラブから頂戴したカレンダーを机上に設置。4月はNARGO。目を閉じてトランペット吹く横顔がなかなか素敵ですなあ。
なんて思ってたら、ケータイファンクラブの方、4月のカレンダーが、カレンダーがっっっ、GAMOさんキタ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!! あのシルクハットに丸サングラスの妖しいGAMOさんキターーーーーってわけで、早速ケータイの待ち受けに。妖しい、妖しすぎて画面見るたびにやけてしまう。

いきなりですが、私の中で今「色気ある男ランキング」を無理やり作ったらおそらく龍一さんとGAMOさんが熱戦を繰り広げてトップ争い、3番手に甘んじつつも実は底力があるのが海老蔵、みたいなベスト3です（え、別に聞きたくない？そうでしょうね・笑）。んでそれとは別に「かわいい男ランキング」を作ったらぶっちぎりが徹平で、まさかの2番手に上記のゴンちゃんですよ、権藤さん。いっときね、ネットサーフィンで権藤さんの画像や記事を漁りました。私のPCにはスカパラフォルダもあれば徹平フォルダもあり、その割りに海老蔵フォルダなんかはないのですが、なんとゴンちゃんフォルダは存在する。それくらい、密かに入れあげてます。ゴンちゃんヤバイっす。
WH出演者第二弾は16日発表。これもどきどきわくわくですねぇ。

今日は坂本龍一＠サンケイホールブリーゼ。新しいホールの杮落としシリーズへの登場ということで、ホールはまっさらでとにかくきれい。そしてスタッフも美男美女率高し。全体に高級感と落ち着きに溢れ、椅子も座り心地がいいし、スペースゆったり目、非常に居心地のいい空間でした。音響とかそんな難しいことはわからないけど、今後、あのホールの公演情報はこまめに見てて損はないなーと。南光さんの親子寄席が気になる。別に私はサンケイの回し者ではないが、それくらいほめたくなるホールだったということで。

さて、龍一さん。

ステージ中央のピアノと、後ろのスクリーン映像です。龍一さんご本人も写ってるんですが、この写真ではわからないでしょうねえ。。。
普通、ライブなんてカメラ持込禁止なんですが、1曲だけ「どうぞ撮りまくってください、ただしこの曲だけですよ、ちゃんと電源入れましたか？（→曲スタート→場内、フラッシュ＆シャッター音だらけ→曲終わり）、ちゃんとOFFしてくださいよ」ということで正々堂々と撮ってきた写真です。ブログなど持ってる人はどうぞ、とのお言葉に甘えて。

有名どころではラストエンペラーや戦メリ、私の大好きな、というか坂本さんの曲で最も好きなbihind　the maskがアンコールできたときには小さく悲鳴をあげそうなくらい歓喜、そして拍手、手が腫れるくらいの惜しみない拍手。
ベートーベンの薀蓄を語りながら運命を軽く弾いて見たり、ボレロ、ポケモンの盗作（笑）を披露したり。そして大阪の客はたくましい、Wアンコールありーの。ああ、最高だ。

しかしなんですねえ、本当に感動すると言葉を失うんですね。音楽について、語るべき言葉が今の私には一切浮かびません。ただもう素敵なひとときだった、としか。

これにて今月のおっさん月間終了。達郎さんときは邪念が邪魔したものの、達郎パワーで払拭されて感動し、スカパラでは大汗かいて暴れまくり、リクオさんでは力強いピアノとヴォーカルになんだかにやりとし。最後の締めくくりにおっさんというよりおじいちゃんに近い龍一さんで

言葉には表せない感動

を味わってまいりました。

あえて、あえて野暮なことを例に挙げると。
愛してやまないGAMOさんですらかすむほどに、龍一さんの色香、指先の流麗さ、トークの軽やかさ、音楽の力強さ、そして滑らかさ、情感･･･あらゆるものが、凌駕していた。やっぱり私は心の底から龍一が好きだーーーー！！！！！

ああ、この感動のまま、寝ます。何せ昨日夜勤で、そのまま寝ずにコンサート行ったので。眠いっす･･。
3月を彩ってくれたおっさんたち、ありがとう！

昨日、初めてライブハウスを体験した！と言って舌の根も乾かぬうちにとはまさにこのこと。
今日はリクオさん＠チキンジョージに行ってきました。
この人も今年45歳になるのでおっさん強化月間にはふさわしい（笑）。
昨年のZEPPがライブハウス初体験、でももっと小さな規模のライブハウスに行ってみたいなと思っていて昨日がスカパラ＠BIGCAT。そして今日、ついに地元神戸のあまりに有名なライブハウス、チキンジョージです。

元々予定していたわけではなく、ほんとに急遽、昨日の深夜に参加を決めました。正直なところ、リクオさんわくわくよりもチキンジョージわくわくでした。なので前売り券も持たずに会場へGOでした。
行ってみたら。ほんとに小さい。これがライブハウス、これぞ私の求めていたライブハウス！って感じで。
ライブそのものも、想像してたよりずっとずっと良かった、おもしろかった。リクオさんの歌や力強いピアノもさることながら、ベースの寺さんが私にはツボった。なかなか濃い、いい時間でした。

私はさほど音楽に詳しくなく、ライブもそんなに熱心に行く人ではなくて、昨年もライブ年と銘打ちながらも行ったのはホールばかり。野外フェス以外で例外と言えば2月のスカパラ＠堂島、6月のスカパラ＠ZEPP。
今思い起こせば、堂島がかなりライブハウス的演出でしたね。指定席でなくオールスタンディング、比較的小さなハコ、という意味では充分私の「ライブハウスに行ってみたい」という希望をかなえるものでした。まあ何も知らずに前の方に陣取って死ぬ思いをしましたが。
んで初ライブハウスと決めてたのが4月のエレカシ＠神戸VARITだったんですが、チケが取れずにあえなく撃沈。というわけで私の「ライブハウス体験してみたい病」はずっと病んだままでした。6月のZEPPではちっとも回復せず、昨日のスカパラで一度は全快した病ですが、まさかのチキンジョージで再発。そしていざいってみて今度こそ完治です、たぶん。

チキンジョージはやはり神戸民としてはあまりに有名すぎるライブハウス。ひとつの念願ではありました。行って良かった。しつこいが、ライブも良かったし会場も良かったし、何よりリクオさんを本当に心から好きって感じのお客さんたちが良かった。

去年はライブ年2008と大々的に（？）謳っておりましたが、今年はそういう派手な活動は抑えるつもりでした。ところがこれで今月だけですでにタツロー、スカパラ、リクオときて更に月末には龍一が控えているという派手な予定が。おかしい、何かおかしい･･･金がない･･･時間もない･･･。

今年はぜひとも「名もなきアマチュアを、ライブハウスorジャズバーで楽しむ」のが密かな目標です。ひとつ絶対行くぞと決めているバンドはあるのですが、なかなか彼らのライブスケジュールと自分の空きが重ならないのです。
今年一度は実行したいのが「出演するバンドのことも何も知らないけどとりあえず仕事帰りにジャズバーに寄ってみました、大人な私風」行動です。そこでであったアーティストを気に入るもよし、気に入らなくともよし。無計画にただ「音楽を聴こう」とだけ決めてでかけてみたいものです。

ついに「大人の魅力に浸る月間（おっさん強化月間、もしくは加齢臭強化月間）」始動。

行ってきました、山下達郎＠神戸国際会館。

ライブへ出かける直前、かーなーり衝撃的なことがありまして。国際会館へ向かってチャリこぎながら「このままトラックにでもつっこんだろーか」と思うくらいそれは激しい衝撃だったんです。それでも「タツローを聴かずに死ねるか！！！！」の一念でチャリをこぎました。
いざ席に着くと雑念も飛ぶかと思いきや、これが、ライブ始まっても雑念が、雑念が邪魔をする～っ。100%音楽に浸れない。すまん、達郎、どっかいけ雑念！！！と半ば祈る思いでライブ。徐々に心が達郎に占められていくのだけど雑念が（しつこい）。

が、がっ。

あの曲のあのイントロで、あの曲のあの演出で、あの曲のあの茶目っ気で･･･振り払われる、振り払われてきたぞ雑念（しつこいっ！）。
季節感まるで無視のその強気セトリ、大好きだぞ！
毒舌、どんどん吐きやがれ！！
きみまろにもあさしょうりゅうにもなりきれ！！
ディナーショーをやるあの人やエディットで売れるあのコたちをくさすくさすwww

んでついにもはや終盤、あの曲のあの瞬間のクラッカーでついに私は無の境地を知った！
あの瞬間、私はぴたりとタイミングを合わせてクラッカーの糸を引くことだけに集中した！！（何か間違ってる･･･？）***言うまでもありませんが、会場は火気厳禁。

クラッカーはやってみたいけどタイミングに自信ないし、今まで挑戦しようと思ったこともなかったのですが、今回はなぜか「絶対鳴らしてやる！」と息巻いて、音だけクラッカーを忍ばせていました（しつこいですが、普通、火気厳禁）。

鳴らした瞬間のあの満足、開放感。そこからはようやくですが100%タツロー空間異次元異世界でした。ほわぁ。

途中、ヘクシュッと小さなくしゃみが会場から聞こえると「風邪ですか？大丈夫ですか？とたまにはお客さんもいじらないとね♪」とな。

ほんとに毎年やってくださいよ、頼みますよ。こちらも雑念にとらわれず真っ向から行きますから！トラックに突っ込むなんてしませんから！

あ、来週は加齢臭第2弾。あの人とステディなTシャツを買う･･･やっぱまだ私、生きてることに執着するわ、うん（笑）。

今年はそんなにライブに行かない、2008年だけの無茶！と決めていて、中でも去年8月に3つも野外フェスに行ったのがライブ年の特別イベントのつもりだったのに。
よりによって

WORLD HAPPINESS　2009開催決定

ですよ。

幸宏さんが言いだしっぺの野外フェス。まだ前夜祭しか詳細は発表されていませんが、これは、これは･･･詳しいことが判明したらとても無視できない予感。また夜行バスで東京往復か～、時間と金と体力と･･･うわあああああ。

金曜日の夜にガッツリ夜勤のシフトでしかも新しい＆重要なこと教わって頭パンクして疲れ果ててたら急遽そのまま日勤に残ることになって（詳しい経緯は省略）、とりあえず家に電話して「帰るの、晩になる」って知らせたら「ぴあから何か届いてるよ」と母。

どう考えてもそれはタツローですっ！だってスカパラ3月4月も龍一もすでにチケは手元にある。今チケ待ちなのは達郎＠国際会館だけ！
「今すぐ帰りてええ」と心の中で叫びながら仕事して、帰宅するなりコートも脱がずにぴあの封筒を開封。
いよいよタツロー＠神戸国際会館が近づいてきたんだなあ、とチケットを見ながらしみじみと。疲れも一気に吹っ飛びましたね。
達郎、スカパラ、龍一と大人の魅力に浸る月間（？）3月が楽しみだー。

最近、第二のふるさと岡山にとても行きたい。なぜかわからんが。これって里心？？？