カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2010.04.12

熟睡への道(苦笑)

二度ばかり続けて、平均睡眠時間2、3時間でぶっ倒れそうなどと心配なことを書いてしまいました。
現在、不眠不休28時間目に突入しております。
今日、精神科のクリニックに行って、思い切って主治医に相談して、減薬しつつあった眠剤を、結局増やしてもらいました。
「じょんさん、働くのも必要だし薬も出すけど、良い睡眠には規則正しい生活!」と説教されながら。
はい、よく存じております。

さー、今日は何週間ぶりかで思い切り寝るぞー!!
と思ったのも束の間。
神様って意地悪だ。

古本屋で、探しに探していた本と出会ってしまったのである。
ひとつはよしながふみ「大奥」。これが、中古で揃えようとケチってたもんで1235と4巻が歯抜けなままでして、その4巻を買いました。
そしてそして。
晴子シリーズ以前では唯一持っていなかった単行本「地を這う虫」を330円でGETしてしまったのですー!!!
「地を這う虫」は文庫はとうの昔から持っていたのですが、単行本には、文庫に収録されていない短編「去り行く日に」があるのです。当然未読です。
ページ数は60弱。うむ、30分もあれば読めるか。もう少しかかるか?

大奥4巻は読みました。
今からお風呂入って、当初の予定ではそこで増やしてもらった眠剤たっぷり飲んでたっぷり寝るはずだったんですが。。。去り行く日に・・・うーむ、読みたい。
だが、今、レディ・ジョーカーを文庫単行本並行して読んでいる最中だし、明日は火曜日で新冷血の日だし。高村さんに染まりすぎじゃね?
あ、じゃあ「大奥」と一緒に買ったよしながふみの別の漫画・・・おい、寝ろ!
寝るんだ自分!!

| | コメント (0)

2009.12.03

小説との出会い

いよいよ師走に突入しましたね。神戸では恒例ルミナリエが始まりました。ああ、またチャリ通勤の道を大きく迂回する季節が・・・。

今年はいい小説と出会ったな、と思います。志賀直哉、高村薫。
なぜ今まで直哉を読まずに来たんだ自分!!??と不思議でなりません。私は大した読書家ではないので知らない作家、作品は膨大にあるわけですが、漱石、鴎外あたりが好きで、武者小路実篤も持ってたりするなら、直哉は読んでて当然の部類なんですね、たぶん。暗夜行路、城之崎にてあたりは一般常識としてタイトルは知ってたし。
今年、直哉で大衝撃を受けたことで、ちょっとでも気になった本はどんどん読もう、と意欲が沸きました。ありがとう、直哉。
ということで、読書管理ツールBookboard.jpをぼちぼちと使い始めました。
高村薫さんについては、時間を忘れて没頭してしまうのを抑えてLJ以降あえて読んでこなかったのを、まとめて読んだ分、数年分の驚きと出会いがあった。LJ、晴子、リア王、太陽、マークス&照柿文庫版の計6作品と、短編がアルコホリック・ホテル、ステーションパーラー、日吉町クラブ、棕櫚とトカゲ、みかん、犬の話、地を這う虫(改定前)の7編が初見ですからねえ、しかもどれも面白かったんだから幸せですよ。高村さんに関しては、ついにLJ文庫化という噂も。さてさて、マークス、照柿と単行本から文庫化されるにあたって私の愛する加納兄さんはどんどんキャラが崩れていったのですが、LJ文庫版ではどうなることやら。またも「兄ちゃんカムバーーーック!!!」と絶叫しなければいいのですが。あ、ボケの合田が加納の愛に気づかずじまい、ましてクリスマスなんて、というラストになってもそれは全然オッケーです。加納の人格崩壊だけが私の気になるところ。
高村熱は相変わらず高熱でして、ついに古本屋で『神の火(旧版)』ゲット。amazonマーケットプレイスでは1円+送料で手に入るので、今はさほどプレミア本ではなくなっているようですね。私は偶然出会い、しかも帯付きのかなりきれいな状態のものだったのでこれで350円はラッキーと思います。随分前に図書館で借りて旧版も既読ですし、なんといっても私が高村作品で一番好きなのは『神の火』、島田の前にはさすがの加納兄さんもひれ伏す勢い(?)で徹夜必至なので、まだ読んでいません。
来年はなんぞ新連載も始まるそうで。楽しみです。

大した趣味もなく、独り身で寂しく生きていくならせめて読書で感性くらいは彩を忘れないようにしておきたいものです。

| | コメント (0)

2009.10.04

スカパラ@神戸国際会館 とか本の話とか。

行ってきました、スカパラ@国際会館。
*今日は、熱狂的なファンの方にはそぐわない内容です、ご注意を。

5月の姫路城で熱く熱く燃え盛ったスカパラ熱。それをひっさげてひさしぶりのホールライブ!
と思いきや。
実は「どうでもいいや、行かなくても」的気分でした。。。なんつうか、熱しやすく冷めやすい性格がもろに出てきたというか(笑)。
でも行けばまた燃え盛るかも!!と思い、友達も一緒だし、行きました。

いきなり灼熱のジャズ→タングス→ライオン、と私好みの曲キタキターーーー!

その後、早めのルパンとか、大好きGAMOさんヴォイスの天国とか、NATTY含むメドレーとか、いい曲、好きな曲が盛りだくさんでした。ウーハンも良かったなあ。
シングルのカップリング、GAMOさん作のボール返して!なんかも「あれ、GAMOさんぽくないな(スカパラぽいけど)」って感じつつもノリもリズムもメロディもなかなかいい。まあ頭の中を

僕のボール返して~
    ∧ ∧     ∧∧ ウフフ アハハ
   ( `Д´)    ..( ゚∀゚) 捕まえてミソー
   / つ     ⊂ ノつ○ ザザァーン…
 ~/ ノつ   ~( つ   °⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒+°°
  (/   ⌒⌒  (/   ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒

なAAがずっとぐるぐる回ってましたが。GAMOさんからボール奪って逃げてるいたずら者は北ちゃんあたりか?

間違いなく、これまでの自分なら満足したであろう内容。なのに、どこか、乗り切れない、スカパラのステージと自分との間に物理的以上に存在する距離感。
ずっとそんな違和感とともにライブに臨み。
欣ちゃんMCは相変わらずマイペースで、国際会館のホールの丸みをほめながら「まあ僕が作ったんじゃないけど」なんてあたり、クスリと笑ってしまったり。

ところが。その欣ちゃんボーカルの新曲でもうそりゃどうしようも果てしない距離感を覚えて立ちすくみ、続くホワイトライトではまるきりボーゼンと立っていた私。

愛の賛歌で「スカパラはやっぱりカヴァーを自分色にしてしまうなあ、すげぇなあ」と心底感心しましたが、その距離感はついに拭えず。

初めてスカパラに参戦した大阪フェスティバルホールのとき、翌年国際会館、あたりはまだ何も知らない分、無邪気にのめりこんでた。ところが同時に、自分なりのスカパラの楽しみ方、ってのも構築してて、それが冷牟田さん脱退前にはすでに違和感になっていて、脱退後決定的になってしまった。それでも、違和感を超える楽しさを満喫してきたし、私は心底スカパラが好きだと思えた。姫路城のときは本当に心から「サイコーー!!」と感じたものだ。
でも今日は無理だった。なんだろう、スカパラの目指すものと自分の求めるものはどうやら交わらない、と。

スカパラが冷めた分、エレカシに行ったのかと言うとそういうわけではない。エレカシは何分学生時代からファンだったのでスカパラより長い。機会がなくてライブに行かなかっただけで、今更スカパラへの情熱の上下で変わるエレカシ熱ではない。
じゃあ他に何か見つけたかと言うと、音楽に限って言えば、ない。たとえばかりゆし58とかいいなあ、と思うけど、スカパラが冷めた分そっちへ、という流動的なものとは違う。

音楽、と限定せず、仮に私の心の情熱が常に100だとすると、極端に言えばスカパラはそのうち半分はかっさらってた。残り半分でその他いろんな興味に向いてた。ところが、音楽で言うならエレカシ、龍一、たっつぁんといった古くからのファンの人への情熱は据え置き、もしくはライブでぐーーんと盛り上がるのに、他への情熱が芽生えると同時に、スカパラの比率が下がっていた、という部分はあるかもしれない。スカパラが冷めたから他への興味が湧いたのか、他への興味が湧いたから情熱を分ける分スカパラが冷めたのか、それはトリと卵くらい不明だけれど。
それが例えば最近再燃中の高村病であったり、いろんなマンガであったり。能見だったり(えっ?)。

ちなみに、長らく私のケータイ待ちうけだったGAMOさんが最近ついにその場を明け渡し・・・現在、私の待ちうけは能見です。今年、先発として爆発し12勝の能見ですが、私は以前から下柳の次に来るのは能見、と見込んでいた。てことはスカパラへの情熱が能見へ・・・???まあ、それほど単純じゃないですけど(笑)。

冷牟田さん脱退のときも、体力を理由にされていたけど真実は方向性の違いじゃないのかな~なんて感じたし。私の情熱の半分を一気にかっさらったスカパラが、落ち着くべきとこへ落ち着いたのかな、とも思うし。

元々感じつつもそれを補ってあまりある楽しさで心の奥に置いていた違和感が、どうしようもなく表面化してきただけのような気はする。嫌いになったわけではない。

スカパラはどこへ向かおうとしてるんだろう。私の求める方向を正解とは思わないけど、といって今スカパラがやってることはその場しのぎのあまりに軽薄な楽しさに思えて、心配でならない。本気だせば大人がうなる渋い音楽をやれる人たちだと思うだけに、若者に同調するアイドル路線を捨てたらきっと底抜けにかっこいいのになあ、と思う。そう、力量、センス、魅力、ことごとくが今の路線では「もったいない」と思えてならない。

今しばらくはスカパラを見守ると思う。7日にはなんばハッチに行くし、恐らくまたツアーでもあれば一人でもチケットとって行く。それでもやはり距離を、違和感を覚えたら、いつかきっぱりスカパラに託す夢を諦めるかもしれない。


さて。先日ちらと触れた「へうげもの」、古本屋で第1巻だけ見つけたので買っちまいました。これから連載中の漫画の連鎖に陥っていく・・・。
アフロ、ダブルフェイスあたりは既刊がかなりあるのでたぶん絶対買わないけど、宇宙兄弟は危険ゾーン。さらに、先日は触れませんでしたが、ドラマにもなった「イキガミ」も注目しています。ああ、ドラマ化といえば「クロサギ」もいいがこちらはかなり長い。「きのう何食べた?」を買いたいけれど今の所古本屋で発見できず。
高村薫『レディ・ジョーカー』は先日上下巻各350円で発見したので即買い。黄金を抱いて翔べも100均コーナーでめぐりあったので即お持ち帰り。あと高村さんの単行本では発見は難しそうですが「神の火」の旧版ですね。それと「地を這う虫」「晴子」「リア」「太陽」と短編集及び直近のシリーズを時機を見定めて狙います。高村さんはコンプリート目指しています。あ、志賀直哉全集の夢はもちろん途絶えていません。いずれお金持ちになったら・・・(そんな日がくるのか?)。

| | コメント (0)

2009.05.21

山中湖と夢の島

ライブ年と銘打った去年のような派手なまねはしないと決め、野外フェスの類にスカパラが出てきても気にすまい、と心に誓っていたのですが。情報を見ないようにしていたのですが、ですがっ。

先日の姫路城ですっかり火が着きました。

どうしましょう、時間とお金をしっかり考えて、練りに練って。なんとか8/8スカジャンボリー@山中湖→8/9WORLD HAPPINESS@夢の島、実現に向けて検討してみようではないか!と思う今日この頃。
体力もつけなくちゃならんから明日は貧血の精密検査(職場の健康診断で引っかかった)行ってきます。

| | コメント (0)