行ってきました、スカパラ@国際会館。
*今日は、熱狂的なファンの方にはそぐわない内容です、ご注意を。
5月の姫路城で熱く熱く燃え盛ったスカパラ熱。それをひっさげてひさしぶりのホールライブ!
と思いきや。
実は「どうでもいいや、行かなくても」的気分でした。。。なんつうか、熱しやすく冷めやすい性格がもろに出てきたというか(笑)。
でも行けばまた燃え盛るかも!!と思い、友達も一緒だし、行きました。
いきなり灼熱のジャズ→タングス→ライオン、と私好みの曲キタキターーーー!
その後、早めのルパンとか、大好きGAMOさんヴォイスの天国とか、NATTY含むメドレーとか、いい曲、好きな曲が盛りだくさんでした。ウーハンも良かったなあ。
シングルのカップリング、GAMOさん作のボール返して!なんかも「あれ、GAMOさんぽくないな(スカパラぽいけど)」って感じつつもノリもリズムもメロディもなかなかいい。まあ頭の中を
僕のボール返して~
∧ ∧ ∧∧ ウフフ アハハ
( `Д´) ..( ゚∀゚) 捕まえてミソー
/ つ ⊂ ノつ○ ザザァーン…
~/ ノつ ~( つ °⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒+°°
(/ ⌒⌒ (/ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
なAAがずっとぐるぐる回ってましたが。GAMOさんからボール奪って逃げてるいたずら者は北ちゃんあたりか?
間違いなく、これまでの自分なら満足したであろう内容。なのに、どこか、乗り切れない、スカパラのステージと自分との間に物理的以上に存在する距離感。
ずっとそんな違和感とともにライブに臨み。
欣ちゃんMCは相変わらずマイペースで、国際会館のホールの丸みをほめながら「まあ僕が作ったんじゃないけど」なんてあたり、クスリと笑ってしまったり。
ところが。その欣ちゃんボーカルの新曲でもうそりゃどうしようも果てしない距離感を覚えて立ちすくみ、続くホワイトライトではまるきりボーゼンと立っていた私。
愛の賛歌で「スカパラはやっぱりカヴァーを自分色にしてしまうなあ、すげぇなあ」と心底感心しましたが、その距離感はついに拭えず。
初めてスカパラに参戦した大阪フェスティバルホールのとき、翌年国際会館、あたりはまだ何も知らない分、無邪気にのめりこんでた。ところが同時に、自分なりのスカパラの楽しみ方、ってのも構築してて、それが冷牟田さん脱退前にはすでに違和感になっていて、脱退後決定的になってしまった。それでも、違和感を超える楽しさを満喫してきたし、私は心底スカパラが好きだと思えた。姫路城のときは本当に心から「サイコーー!!」と感じたものだ。
でも今日は無理だった。なんだろう、スカパラの目指すものと自分の求めるものはどうやら交わらない、と。
スカパラが冷めた分、エレカシに行ったのかと言うとそういうわけではない。エレカシは何分学生時代からファンだったのでスカパラより長い。機会がなくてライブに行かなかっただけで、今更スカパラへの情熱の上下で変わるエレカシ熱ではない。
じゃあ他に何か見つけたかと言うと、音楽に限って言えば、ない。たとえばかりゆし58とかいいなあ、と思うけど、スカパラが冷めた分そっちへ、という流動的なものとは違う。
音楽、と限定せず、仮に私の心の情熱が常に100だとすると、極端に言えばスカパラはそのうち半分はかっさらってた。残り半分でその他いろんな興味に向いてた。ところが、音楽で言うならエレカシ、龍一、たっつぁんといった古くからのファンの人への情熱は据え置き、もしくはライブでぐーーんと盛り上がるのに、他への情熱が芽生えると同時に、スカパラの比率が下がっていた、という部分はあるかもしれない。スカパラが冷めたから他への興味が湧いたのか、他への興味が湧いたから情熱を分ける分スカパラが冷めたのか、それはトリと卵くらい不明だけれど。
それが例えば最近再燃中の高村病であったり、いろんなマンガであったり。能見だったり(えっ?)。
ちなみに、長らく私のケータイ待ちうけだったGAMOさんが最近ついにその場を明け渡し・・・現在、私の待ちうけは能見です。今年、先発として爆発し12勝の能見ですが、私は以前から下柳の次に来るのは能見、と見込んでいた。てことはスカパラへの情熱が能見へ・・・???まあ、それほど単純じゃないですけど(笑)。
冷牟田さん脱退のときも、体力を理由にされていたけど真実は方向性の違いじゃないのかな~なんて感じたし。私の情熱の半分を一気にかっさらったスカパラが、落ち着くべきとこへ落ち着いたのかな、とも思うし。
元々感じつつもそれを補ってあまりある楽しさで心の奥に置いていた違和感が、どうしようもなく表面化してきただけのような気はする。嫌いになったわけではない。
スカパラはどこへ向かおうとしてるんだろう。私の求める方向を正解とは思わないけど、といって今スカパラがやってることはその場しのぎのあまりに軽薄な楽しさに思えて、心配でならない。本気だせば大人がうなる渋い音楽をやれる人たちだと思うだけに、若者に同調するアイドル路線を捨てたらきっと底抜けにかっこいいのになあ、と思う。そう、力量、センス、魅力、ことごとくが今の路線では「もったいない」と思えてならない。
今しばらくはスカパラを見守ると思う。7日にはなんばハッチに行くし、恐らくまたツアーでもあれば一人でもチケットとって行く。それでもやはり距離を、違和感を覚えたら、いつかきっぱりスカパラに託す夢を諦めるかもしれない。
さて。先日ちらと触れた「へうげもの」、古本屋で第1巻だけ見つけたので買っちまいました。これから連載中の漫画の連鎖に陥っていく・・・。
アフロ、ダブルフェイスあたりは既刊がかなりあるのでたぶん絶対買わないけど、宇宙兄弟は危険ゾーン。さらに、先日は触れませんでしたが、ドラマにもなった「イキガミ」も注目しています。ああ、ドラマ化といえば「クロサギ」もいいがこちらはかなり長い。「きのう何食べた?」を買いたいけれど今の所古本屋で発見できず。
高村薫『レディ・ジョーカー』は先日上下巻各350円で発見したので即買い。黄金を抱いて翔べも100均コーナーでめぐりあったので即お持ち帰り。あと高村さんの単行本では発見は難しそうですが「神の火」の旧版ですね。それと「地を這う虫」「晴子」「リア」「太陽」と短編集及び直近のシリーズを時機を見定めて狙います。高村さんはコンプリート目指しています。あ、志賀直哉全集の夢はもちろん途絶えていません。いずれお金持ちになったら・・・(そんな日がくるのか?)。
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